漢字の検定は漢検だけじゃない!
日本に数ある資格・検定の中で、トップクラスの知名度を誇る漢検(日本漢字能力検定)。著名人の取得者も多くいる大人気の検定ですが、漢字をテーマとした検定は漢検だけではありません。
他にもさまざまな特色や面白さがある漢字系検定がありますので、ぜひ漢検とあわせてチェックしてみてください。
漢字文化理解力検定
『大漢和辞典』(大修館書店)の編纂者である諸橋轍次博士を顕彰する「諸橋轍次記念館」(新潟県三条市)の主催により実施されている検定。
単に漢字の読み書きや熟語の意味用法だけでなく、故事成語、日本語史、古文漢文、漢字辞典、中国思想史など、漢字にまつわる幅広い知識・教養が試される試験内容となっています。
毎年10月に三条市の諸橋轍次記念館にてペーパー試験形式で実施されているのですが、年によっては東京会場も設けられ、試験当日には漢字にまつわるテーマの記念講演も実施されています。
漢読検定
IT系・ビジネス系を中心にさまざまな資格・検定を主催する全日本情報学習振興協会が実施する検定。
漢字の「読み」に特化した検定で、訓読みや熟語などの一般的な漢字知識に加えて、地名・駅名・苗字などの「固有名詞」からも出題されるのが他にはない特徴。ただ漢字に強いだけでは読めない難読地名や難読苗字なども問われるので、一味違った教養が身につく内容となっています。
最高ランクの1級は300問中285問以上(95%以上)正解する必要がありますが、漢検とはまた違う領域の漢字スキルが身につく面白い検定です。
四字熟語検定
NPO法人日本サービスマナー協会の主催により実施されている検定。オンラインにて随時受験可能で、スコアによって4級~1級に認定されるという形式の試験となっています。(ただし、20点以下だと級認定なし)
シンプルに四字熟語の読みを答える問題だけでなく、四字熟語の意味・用法・由来に関する問題、漢字の穴埋め問題、四字熟語に出てくる漢字や数字を使ったパズル的な問題など、バリエーションに富んだ面白い問題が出題されます。
漢字や四字熟語の知識レベルをチェックするきっかけとしてぜひ活用したい検定です。
日本語検定
「漢字」「表記」「敬語」「言葉の意味」「語彙」「文法」の6領域を中心に、日本語の総合的な能力を測る検定。文部科学省などの後援や読売新聞社などの協賛を受けている、公益性の高い検定です。
漢検とセットで取得を目指す人も多く、特に「漢字」「表記」「言葉の意味」「語彙」の4領域は漢字の知識が直結するテーマだといえます。
自分では正しく使えているはずだと思えている日本語も、意外と漢字を誤って覚えていたり、言葉の意味を誤解していたりということがありがちです。自分の日本語レベルを過信せず、あらためて学び直すきっかけとしてぜひ多くの人に受験してみてほしい検定です。







