2026.06.23

「問題が解けない理由」は3つしかない

資格試験での得点力を高めるということは、裏を返すと「解けない問題をなくす」ということです。
では、そもそも「問題が解けないのはなぜなのか」について整理してみると、本質的には次の3つのパターンしかありません。
①知識がない
②知識はあるが最終的な解答までは導き出せない
③ケアレスミス

①は、その問題を解く前提となる基本的な知識がないということです。
これを解決するのは簡単で、知らなかったことを知ればいいだけです。逆に言えば、いくら頭がいい人でも、まだ知らない知識について問われたら正解しようがありません。
何か新しいことを勉強するとき、最初はあまりにも知らないことばかりで「自分には無理だ」と思えてしまうかもしれません。しかし実際に勉強に着手して、ある程度の段階まで進んでみると、「ただ知らない用語が多かっただけで、初見の印象ほど難しいわけでもなかった」と思えるケースも多いです。最初の印象に惑わされることなく、冷静に取り組みましょう。

②は、基本的な知識はあるにもかかわらず、それらを適切に組み合わせたりして最終的な解答を出すことまでには至らないというものです。
これも解決は実は簡単で、とにかく過去問ベースでさまざまな問題を解いて「解き方のパターン」ごと覚えてしまえば解けます。
頭がいい人でも「問題の解き方をその場で自分でゼロから考え出して解いている」わけではなくて、過去に解いた問題の解き方パターンをそのまま当てはめて解いているだけです。

③は、問題を解く実力は十分あるはずなのに、不注意やケアレスミスで間違えてしまうというものです。
例えば、問題で問われていることの意味を取り違えて的外れな解答をしてしまったり、計算問題の途中で計算ミスをしてしまったりというケースです。
このケアレスミス、多くの方が軽視しがちです。「本当は解けたのに運や注意がたまたま足りなかったせいで間違えたのだ、次は同じミスはしない」で終わってしまい、特に対策を考えたりしない方がほとんどではないでしょうか。
ですが、ケアレスミスをなくすことこそが、試験での得点力を高めるための非常に有効な一手です。ある意味で①②の改善よりも重要です。なぜなら、知識や解き方を大量に覚えるよりも、ミスを減らすほうが簡単ですし、注意すべき点が明確だからです。

テストで90点止まりの人と、コンスタントに100点をとれる人との差は、ケアレスミスをするかしないかだと言っても過言ではありません。90点止まりの人は、90点相当の実力しかないわけではなく、本当は100点をとれる実力があるのにケアレスミスで10点マイナスになってしまっているのです。
ケアレスミスは、実際に問題をたくさん解くことによって対策の精度を高めることができます。数をこなすほど「自分のケアレスミスのパターン」を把握することができるためです。そういう意味でも、「とにかく問題をたくさん解く」という勉強は試験対策上非常に重要です。

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