2026.07.28

防災の知識・ノウハウが学べる資格

ここ最近、国内のみならず世界中で地震や熱波、豪雨などによる自然災害のニュースが相次いでいます。いつどこでどんな災害が起こるか事前に予測することは難しく、「自分の周りでもいつかは起こる」ことを想定して、日頃から自分や家族を守るための備えをしておくことが今後ますます重要になってきます。
防災のための備えとしては、物資や非常食を準備しておくだけでなく、正しい防災知識を身につけておくことも重要です。防災にまつわる知見はいまもアップデートされ続けており、災害に遭ったときに取るべき行動や適切な対処法についても、一昔前から比べて変化している点が多々あります。
ということで今回は、自分や大切な人たちを守るための防災対応力を高め、実践的な防災知識を身につけるために活用できる資格・検定をご紹介します。

防災士
「自助・共助・協働」を基本理念として、地域や組織の防災力を高める防災リーダー役を養成・認定する資格。日本全国で累計36万名以上もの人が登録認証を受けており、近年大きく注目度を高めている資格です。
防災士資格取得のためには「①防災士養成研修講座の受講」と「②防災士資格取得試験の合格」に加えて「③救急救命講習の修了」とステップを踏んでいくことが必要ですが、各界著名人が取得するケースも多く、防災ジャンルの代表的な資格として毎年着実に登録者数を伸ばしています。
災害発生のしくみ、災害に関する情報、公的機関や企業等の災害対策など、幅広い防災関連知識を身につけることができます。

防災検定
防災を担う人材を幅広く育成することを目的とした検定で、内閣府・文部科学省・国土交通省・消防庁・気象庁の5省庁の後援を受けている、公益性の高い資格です。
基礎レベルの5級から専門家レベルの1級まで6段階の級があり(準2級を含む)、オンラインで随時受験可能なため気軽にチャレンジできます。(1級のみ小論文や面接の試験あり)
試験内容となる災害は地震・津波・台風・土砂災害・火災・猛暑など幅広く、自然災害以外にも原子力災害や感染症といった内容も出題範囲となっています。
上位の級になると災害メカニズムに関する地学などの科学知識や、防災関連の最新の動向や政策などの時事知識についても問われ、かなり深いレベルまで防災の専門知識を学ぶことができます。
また関連資格として子ども世代を対象とした「ジュニア防災検定」もあり、小中学校での防災教育の場面でも活用されています。

防災の健康検定
「健康検定」などの各種検定や養成講座を運営する健康検定協会が実施する検定。同協会は健康検定をベースとして「歯の健康検定」「目の健康検定」「生活習慣病予防のための健康検定」といった特定のテーマ特化型の検定を近年さまざまリリースしていますが、2025年6月に「防災の健康検定」がスタートしています。
防災に関して、避難生活における健康維持や食の確保はとても重要なテーマです。非常時に備えて備蓄しておくべき食料やその量、効果的な備蓄法、災害時の食料や薬の入手法、災害時の簡易的な調理法、健康や栄養を確保するための各種知識など、身につけておくといざという時に役立つ実践的知識を学ぶのに効果的な検定です。
受験形式は在宅試験で、郵送されてくる試験問題に解答して返送する形で受験する形式のため、気軽にいつでもチャレンジできる点も特徴です。

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